進捗と継続
目標勾配
ゴールに近づくほど、人は努力のペースを上げる。
多くの研究が支持複数の研究やメタ分析で、同じ向きの結果が出ています。
たとえば
スタンプカードがあと1つになると、店に来る間隔が短くなる。
なぜ効くか
残りの距離が短く見えるほど、次の一歩の価値が大きく感じられる。ネズミが餌に近づくほど速く走るという観察から生まれた仮説で、人の購買や投稿の行動でも確かめられた。
Webでの使い方
進み具合を割合や残りの数で表示する。終盤の手順ほど短くし、「あと1つ」が見える位置に置く。
逆効果になる条件
ゴールに届いた直後は、行動が落ちる。達成の画面で、次の目標や関連する行動を示す。
根拠
迷路のネズミがゴールに近づくほど速く走ることから、目標勾配仮説を示した。
Hull, C. L. (1932). The goal-gradient hypothesis and maze learning. Psychological Review, 39(1), 25-43. 資料を開く
カフェのスタンプカードで、無料の1杯に近づくほど購入の間隔が短くなった。特典を受け取った後はペースが落ち、次の特典に近づくと再び上がった。
Kivetz, R., Urminsky, O., & Zheng, Y. (2006). The goal-gradient hypothesis resurrected. Journal of Marketing Research, 43(1), 39-58. 資料を開く
Stack Overflowの利用者は、バッジの獲得条件に近づくほど対象の行動を増やし、獲得後は元の水準に戻った。
Anderson, A., Huttenlocher, D., Kleinberg, J., & Leskovec, J. (2013). Steering user behavior with badges. WWW 2013, 95-106. 資料を開く