進捗と継続

授かり進捗効果

最初から少し進んだ状態で始めると、最後までやり遂げる人が増える。

研究は少ない支持する研究はありますが、件数が少なく、条件の確認が必要です。

たとえば

8個集める空のカードより、2個押してある10個のカードのほうが、最後まで集める人が多かった。必要な数はどちらも8個。

なぜ効くか

すでに始まっている目標は、自分の目標として受け取りやすい。目標勾配の後半から始められることも、完了を後押しする。

Webでの使い方

登録が済んだ時点で、プロフィールの進捗を「2/6完了」から始める。すでに終えた手順(メールの確認など)を数に入れる。

逆効果になる条件

何もしていないのに進んだように見せると、偽りの表示になる。進捗に数える手順は、利用者が実際に終えたものに限る。

根拠

  1. 洗車場の300人の実験で、2個押してある10個のカードでは34%、空の8個のカードでは19%が特典を受け取った。

    Nunes, J. C., & Drèze, X. (2006). The endowed progress effect: How artificial advancement increases effort. Journal of Consumer Research, 32(4), 504-512. 資料を開く

古典とつなぐ

つながりは当サイトの編集上の見立てで、研究の結果ではありません。原文の意味は古典のページで確かめてください。

譬如平地,雖覆一簣,進,吾往也。

平地にひと籠の土を置いただけでも、進んだのは自分の歩みだ、という一節。小さくても始まった進み具合を自分のものとして数える考え方が、授かり進捗効果と重なる。

論語 子罕篇:変化と粘り強さ →

この理論を使うパターン

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