人とのつながり

返報性

何かをもらうと、お返しをしたくなる。

多くの研究が支持複数の研究やメタ分析で、同じ向きの結果が出ています。

たとえば

試食をもらうと、何も買わずに立ち去りにくい。

なぜ効くか

実験で、相手から飲み物をおごられた参加者は、その相手が売るくじ券を多く買った。レストランでは、会計のときにお菓子を添えるとチップが増えた。

Webでの使い方

登録の前に、本当に役立つものを渡す。無料の診断結果、テンプレート、計算ツールなど、受け取った時点で価値が分かるものにする。

逆効果になる条件

贈り物の直後に強い見返りを求めると、贈り物ではなく取引に見える。資料と引き換えに個人情報を求めるなら、そのことを先に示す。

根拠

  1. 相手から飲み物をもらった参加者は、その相手からのくじ券の購入の依頼に多く応じた。

    Regan, D. T. (1971). Effects of a favor and liking on compliance. Journal of Experimental Social Psychology, 7(6), 627-639. 資料を開く

  2. 会計のときにお菓子を添えると、添えない場合よりチップが増えた。

    Strohmetz, D. B., Rind, B., Fisher, R., & Lynn, M. (2002). Sweetening the till: The use of candy to increase restaurant tipping. Journal of Applied Social Psychology, 32(2), 300-309. 資料を開く

古典とつなぐ

つながりは当サイトの編集上の見立てで、研究の結果ではありません。原文の意味は古典のページで確かめてください。

以德報德。

恩には恩で報いる、という一節。受け取った好意に応えたくなる返報性と重なる。

論語 憲問篇:人物の判断と節度 →

この理論を使うパターン

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