負担を減らし手応えを返す

デフォルト効果

最初から選ばれている選択肢は、そのまま選ばれやすい。

多くの研究が支持複数の研究やメタ分析で、同じ向きの結果が出ています。

たとえば

臓器提供の意思表示で「提供する」が初期値の国では、同意している人の割合が高かった。

なぜ効くか

変更する手間、推奨されているという受け取り方、今の状態を失いたくない気持ちが重なって、初期値が残る。58件の研究をまとめたメタ分析でも平均して効果が確認されたが、効果の大きさは研究ごとに大きく違った。

Webでの使い方

多くの人に合うプランや設定を初期値にし、理由を添える。初期値を変える操作は1回で済むようにする。

逆効果になる条件

メールマガジンの購読、有料オプション、データの共有を初期値でオンにすると、ダークパターンとみなされる。地域によっては規制の対象になる。

根拠

  1. 臓器提供の同意率は、同意が初期値の国で高く、拒否が初期値の国で低かった。

    Johnson, E. J., & Goldstein, D. (2003). Do defaults save lives? Science, 302(5649), 1338-1339. 資料を開く

  2. 58件の研究のメタ分析で、初期値は平均して選択を変えた(d=0.68)。効果の大きさは研究ごとに大きく違った。

    Jachimowicz, J. M., Duncan, S., Weber, E. U., & Johnson, E. J. (2019). When and why defaults influence decisions: A meta-analysis of default effects. Behavioural Public Policy, 3(2), 159-186. 資料を開く

この理論を使うパターン

2件