Netlifyのクレジット制Freeには月300クレジットがあり、成功した本番デプロイ1回で15クレジットを使います。デプロイだけなら20回分ですが、帯域やリクエストも同じ残量から消費します。毎月20回の公開や、20回目の公開後の配信を保証する枠ではありません。使い切るとチーム内の全サイトが停止します。Freeでは追加購入できず、次の請求サイクルを待つか、有料プランへ変更します。現行料金と公式FAQを基に、残量と次の対応を整理します。
確認日:2026-11-05 JST。対象:Netlifyのクレジット制Free。Legacy・Enterpriseは対象外です。単価は2026-04-14改定後の現行資料で再確認しました。資料に固定の製品バージョン番号はなく、取得日時と保存本文のSHA-256で版を識別しています。実チームでの消費・枯渇・復旧は未検証です。
要点
- 最初にチームのプラン種別と請求サイクルを確認します。
- 本番デプロイ、帯域、リクエストを合計して残量を見積もります。
- 停止時は次サイクルまで待てるか、有料プランが必要かを判断します。
- 静的サイトの代替にはCloudflare Pagesを検討できますが、buildやFunctionsの制約を別に照合します。
300クレジットで本番デプロイは何回できますか?
他の利用が一切なければ 300 ÷ 15 = 20 回分のデプロイ料金です。各サイトに300ずつ付くのではなく、チーム全体の共有予算です。クレジットの公式説明にある現行の単価は次のとおりです。
| 利用項目 | 消費クレジット | 単位・条件 |
|---|---|---|
| 成功した本番デプロイ | 15 | 1回 |
| Deploy Preview・branch deployのデプロイ処理 | 0 | 閲覧時の通信とは別 |
| 帯域 | 20 | 1 GB |
| Webリクエスト | 2 | 10,000 requests |
| Compute | 10 | 1 GB-hour |
| Netlify Formsの送信 | 0 | クレジット制プランの現行条件 |
ComputeやAIなどの利用も同じ残量を使います。下の静的サイト計算には含めていません。
Previewや失敗したデプロイも消費しますか?
Previewとbranch deployのデプロイ処理、失敗したデプロイ、過去の本番デプロイへのrollbackはデプロイ料金を消費しません。ただし、Previewへのアクセスで発生する帯域やリクエストまで無料という意味ではありません。本番公開とプレビュー作成、プレビューの閲覧を分けて数えます。
アクセスがあると公開できる回数はどう変わりますか?
初期残量300、ボーナスなし、Compute・AIなど他の消費なしという仮定で、概算式を C = 15D + 20B + 2R/10,000 と置きます。Dは成功した本番デプロイ回数、BはGB、Rはリクエスト数です。
| D(回) | B(GB) | R(requests) | 消費C | 残量300−C |
|---|---|---|---|---|
| 20 | 0 | 0 | 300 | 0 |
| 10 | 1 | 10,000 | 172 | 128 |
| 0 | 15 | 0 | 300 | 0 |
これはローカルで再現した条件付きの計算です。請求処理の丸めや利用量の反映遅延は再現していません。15GBは帯域だけへ全予算を配分した理論値で、実サイトに独立した15GB枠が付くわけではありません。残量0の行はその後もページを配信できることを示しません。
クレジットがゼロになると何が止まりますか?
公式FAQでは、残量を使い切るとチーム内の全Webプロジェクトが停止し、配信と新しい本番デプロイなどが止まります。公開済みのサイトも対象です。Site not available が表示されると公式は説明していますが、その表示だけでクレジット枯渇と断定せず、対象チームの利用量と停止理由を確認してください。実際の枯渇画面は今回確認していません。
Freeのまま追加クレジットを買えますか?
Freeでは購入できません。追加購入やauto rechargeはPersonal・Pro向けの仕組みです。Freeで停止した場合の公式の選択肢は、次の請求サイクルを待つか有料プランへ変更することです。購入やプラン変更は試していません。
いつ再開できて何を確認すればよいですか?
月次の残量は請求サイクルの開始時にリセットされます。サイクルはチームの開始時期に応じるため、全員が暦月の1日に戻るとは限りません。対象チーム、プラン種別、残量、サイクル開始日、メーター別利用量を管理画面で確認します。次サイクルへの移行と復旧の実測は未検証です。
旧100GB無料枠から何が変わりましたか?
指定した料金ページの保存版を2026-11-05に再取得し、本文を確認しました。保存日時は、その日に制度が始まったことを意味しません。導入告知は2025-09-05、現行docsにある新規アカウントへの適用開始は2025-09-04です。
| 項目 | 2025-08-12保存版(旧Free) | 2025-09-06保存版(クレジット制Free) | 2026-04-14改定後・今回確認 |
|---|---|---|---|
| 予算の形式 | 100GB帯域・300 build minutes/月 | 300クレジット/月 | 300クレジット/月 |
| 本番デプロイ | build minutesの枠。回数換算しない | 15クレジット/回 | 15クレジット/回 |
| 帯域 | 100GB/月の別枠 | 10クレジット/GB | 20クレジット/GB |
| Compute | 今回は比較対象外 | 5クレジット/GB-hour | 10クレジット/GB-hour |
| Webリクエスト | 今回は比較対象外 | 3クレジット/10,000 requests | 2クレジット/10,000 requests |
| Forms送信 | 今回は比較対象外 | 1クレジット/件 | 無料 |
根拠:2025-08-12保存版、2025-09-06保存版、2026-04-14公式改定、現行料金・docs。旧build minutesはビルド時間、GB-hourは実行時Computeの単位であり、相互に換算しません。
2025年の30GB換算は今も使えますか?
帯域だけに300を使う計算なら、旧単価10/GBでは30GB、現行20/GBでは15GBです。どちらも他の利用を除いた理論換算で、全ユーザー共通の実使用上限ではありません。2025年の説明を現行の無料枠として使わないでください。
Legacyのアカウントも同じ条件ですか?
公式docsは2025-09-04より前に作ったFree・Starter・ProをLegacyとし、クレジット制への切り替えを任意と説明しています。4月改定もLegacyは対象外です。古いアカウントというだけで現在もLegacyと決めず、実際のプラン種別を確認します。
Cloudflare Pagesへ移る判断は何ですか?
Pages Functionsの料金では、Functionsを呼ばない静的アセットへのリクエストは無料・無制限です。FunctionsはWorkersの利用枠を使います。Pagesの制約ではFreeは月500 builds、同時1 build、20分のbuildタイムアウト、20,000ファイル、1ファイル25 MiBです。Netlifyの有料対象となる本番デプロイ回数と、Pagesのbuild上限は別の尺度なので倍率で比べません。
| 構成 | Netlifyを続ける条件 | Pagesを検討する条件 | 別途確認する制約 |
|---|---|---|---|
| 静的サイト・頻繁な更新 | 共有予算に公開と配信が収まる | 静的配信とbuild枠が用途に合う | build頻度、ファイル数とサイズ |
| Functions・フォームを利用 | 現行機能を使い続けたい | 代替処理を確認してから移せる | Workers枠、フォーム処理、フレームワーク対応 |
| Legacyを利用 | 実プランの条件が用途に合う | 今の制約では運用できない | 切り替え先の現行条件 |
今回、移行作業、速度、安定性、費用の実測比較はしていません。構成を確かめる入口としてSaaS WorkflowsとSaaSの導入・連携を使えます。英語版にも同じ条件を記載しています。
どこまで測って何が未検証ですか?
公式資料7点と料金の保存版2点を読み直し、上の3例を含む220通りのローカル計算を検査しました。負数・欠落・不正型など20入力を拒否し、デプロイを0、帯域を旧単価10、リクエストを0にする3変種は検査で不一致を検出しました。これはNetlifyの課金実装を測定した結果ではありません。実チームの消費、停止、復旧、有料変更は未検証です。
次に確認すること
プランと請求サイクルを確認し、直近の本番デプロイ回数・帯域・リクエストから残量を見積もります。停止中なら待機か有料変更を判断し、静的構成で移行を考えるならPagesの制約と必要機能を照合します。AIへ続きを渡す場合も、確認日、プラン、残量、周期、利用量、資料URL、未検証項目を残し、tokenやアカウント識別子を含めません。
このトピックを深掘りする
SaaSの導入・連携
AIに仕事の続きを渡すために、会議の原文、未完了の宿題、確認できない項目をどう残すか。導入判断と連携実装を掘り下げる。
全17本中 1 本目。
次に読む記事
Circleback MCPをClaude Codeにつなぐ:読み取り専用の設定案と取得範囲
会議・発言・ToDoをClaude Codeから読むCircleback MCPの設定とOAuth、project承認を解説。未認証401の実験とuserだけを要求する設定案、未検証の権限、履歴・出力量の制限を示す。
Claude Codeのコンテキスト引き継ぎ:compact・clear・resumeと記録の検証
Claude Code 2.1.308の公式原文と21試行で、HANDOFF.jsonの読込、resume・fork・別フォルダ、圧縮後の状態を確認。末尾行の検証とSHA-256で分かる範囲、未検証条件を示します。
CLAUDE.mdとAGENTS.mdはどこまで読まれる?モノレポで実測
Claude Code 2.1.308とCodex 0.163.0を合成モノレポで実測。子ディレクトリ、Gitの外側、4段のimportとAGENTS.mdの条件を、読込イベントと合言葉で確認します。
シリーズ全体の流れを見ながら、次に読む記事へ進めます。 初めての方はホームへ →
よくある質問
300クレジットなら毎月20回デプロイできますか?
他の消費がなければ20回分のデプロイ料金です。帯域やリクエストも同じ残量を使い、枯渇すると配信も停止するため、20回の公開やその後の配信を保証しません。
Deploy Previewなら全部無料ですか?
デプロイ処理は0クレジットですが、閲覧時の帯域とリクエストは消費対象です。
残量がゼロでも公開済みページは見られますか?
公式はチーム内の全サイトが停止すると説明しています。今回、実際の枯渇・復旧は未検証です。
Freeで追加購入だけできますか?
できません。公式の選択肢は次の請求サイクルを待つか、有料プランへ変更することです。
旧100GBプランも自動で変わりましたか?
現行docsは2025-09-04より前のFree・Starter・ProをLegacyとし、クレジット制への切り替えを任意と説明しています。現在の実プランを確認してください。
無料の静的サイトならPagesを選ぶべきですか?
構成によります。Functionsを呼ばない静的リクエストは無料ですが、build・ファイル・Functionsなどの制約を確認して判断します。移行や速度は未実測です。