# 知彼知己の意味とビジネスでの使い方

判断する前に、相手と自分について何が分かっているかを揃える。

https://sakimyto.com/classics/sunzi/know-yourself-and-others

## 原典と要旨

[孫子・謀攻篇](https://ctext.org/art-of-war/attack-by-stratagem/zh)

> 知彼知己，百戰不殆。

相手と自分を知ることを、戦いで危険を避ける条件として述べる。

## 現代への解釈

相手と自分の条件を知る

競争や攻略の案を出す前に、観測した事実と推測を分ける。情報を増やすだけでなく、その情報で選択が変わるかを見る。

## ビジネスで考える例

競合の機能を追いかけているが、自社の強みと顧客の選択理由が曖昧なとき。

1. 顧客の選択理由、競合の提供条件、自社の資源を、事実と仮説に分けて書く。
2. 採用する案が変わる未確認事項を一つ選び、顧客への確認や小さな試作で調べる。

作るもの: 競合・自社・顧客の比較表と、次に確かめる問い。

## 適用の限界

相手を完全には把握できない。調査を続けすぎて判断を遅らせないよう、期限と必要な情報を決める。

## 検証する問い

追加した情報によって、実際に選択肢や優先順位が変わったか。

[孫子の兵法まとめ](https://sakimyto.com/classics/sunzi)

[この項目の資料](https://sakimyto.com/classics-data/entries/sunzi/know-yourself-and-others.ja.md)

更新日: 2026-10-13 · v1.0.0
